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アリエスグループ、農地バンクを活用し農地を集約化、水稲・各種農産物や化粧品の薬草栽培を行う農業法人設立へ

今も昔から変わらぬ生態系環境が残る美馬市舞中島地区、吉野川対岸の商業地域の猪尻地区をベースに、人と自然が永続的に共生できる極ローカル的生態系環境を構築していく「藍のふるさと田園都市構想」を昨年発表させていただきました。本構想を本格的に推進していくため、このたび、アリエスグループでは地元の土地所有者や農業従事者と協働して農業法人を設立、水稲や各種農産物の生産・販売、農作業の受託、直売施設の設置運営等の農業関連事業を民間主導で地域全体で行う長期事業プロジェクトを策定することになりました。

代表の三谷が2025年3月に取得した2000坪に上る土地に加え、2025年9月1日に設立する農業法人(合同会社ユニバース)を介して県の農地中間管理機構と賃借契約した農地を、市が作成した地域計画に基づき活用していきます。貸借手続きに関しては、認可事務の権限が県から移譲された、いわゆる美馬市版農地バンクの仕組みを利用します。2025年4月から制度運用が始まりました。これらにより、農地の集約化と農作業の効率化をはかります。既存の農業機材や設備を活用し、農業人材の育成と新たな雇用の創出をしていきます。遊休農地や耕作放棄が増えている地域農業の復興にも貢献します。最終的には美馬市内に散在する10万坪の農地の全体的活用を目指します。

新法人では米や野菜だけでなく、アリエスが本業とする化粧品分野で、サフランやミシマサイコ、藍エキス等の薬草原料の研究と栽培を行い、新たな化粧品開発と市場開拓に繋げていきます。すでに、肌の炎症を抑制するサフラン花エキスを配合した化粧水や、エイジングケア成分のエキスを配合した日焼け止め化粧品の処方開発を完了しており、全国に向けてさらなる販路の拡大をねらいます。

「日本遺産に指定された藍のふるさと、神話の郷として、豊かな自然と歴史、文化的景観に恵まれながら、その利点を生かしきれていない現状を捉え、アリエスの独創力をバネに、美馬の未来の可能性にかけて挑戦していきたいと思います。」とアリエスグループの三谷博明代表は抱負を述べています。アリエスでは、「藍のふるさと田園都市構想」の実現に向けて、長年東京青山にあった本社を2024年11月に美馬市穴吹町に移転しています。

※ユニバースは万物、宇宙の意。二つとないこの世界の生命の輝きを未来にしっかり繋いでいきたいとの思いを込めた社名とさせていただきました。